02 Larsen

スウェーデン王国
北欧家具の本場スウェーデン。大きな湖にほど近い、風光明媚な村。地元で豊富に採れる良質な木材を使い、73歳のジョン・ラーセン氏が、自宅近くの工場で、設計から製造まで、毎日ほぼ一人でこなしています。
Larsenのスピーカーの特徴は、スピーカーを背後(リスナーからみると前方)の壁に近づけて設置し、壁の反射を積極的に活用すること。これによって、生活空間の中でも、箱庭的ではない、原寸大のコンサートホールやライブ会場を彷彿とさせるような大きな音場をつくり出すことができます。また、壁の近くに設置できるので、大画面TVとも無理なく共存し、美しいデザインは周囲の家具とも違和感なく調和します。
生活空間の中に美しく溶け込み、その上で音楽をたのしむ。
それは、音質的に妥協するということでは決してありません。
欧米では以前から高い評価を得ており、中でも、ロングセラーモデルの「Larsen 8」は米Abusolute Sound誌で5年連続でEditor's Choiceに選出され、現在も更新中です。
※近日発売予定

Larsenのスピーカー製品は、グレードの違いにより以下のモデルをご用意しております。
詳細については、各モデル名のリンクをクリックしてください。(数字が大きいほど上位機種)
<通常モデル>
<サラウンド / センターモデル>
各モデルは色、仕上げをお選びいただくことができ、カスタムカラー等も対応可能です。
Larsenについて
Larsenのスピーカーづくりの発端は1980年代まで遡ります。
スウェーデンの生んだ天才スピーカー設計者、スティグ・カールソンのアイデアに端を発します。
Larsenの名前でブランドを立ち上げたのは2007年。
当時ジョン・ラーセンとアンダース・エリクソンの二人で設計していました。
アンダースはスティグの考案した原理を元に、最新の音響心理学やコンピュータ解析を駆使して、部屋とのより最適なマッチングと、より高い音質を目指し、さらに洗練していきました。
Larsenの目標は、現実の音の鳴り方を模倣することです。
良い録音が再生されたとき、現実世界で鳴っているような音色、音に聴こえること。
教会で録音されたものなら教会の中で鳴っているように聴こえ、スタジオで録音されたのならスタジオの中で鳴っているように。
世の中のスピーカーの中には、より定位をはっきり感じさせるために味付けをし、逆に不自然に聴こえるようなものもあります。しかし、我々はもっと自然な定位、つまり現実世界で鳴っているような聴こえ方をするのが大切だと考えています。
エンクロージャーやドライバーユニットを含む、ほとんどすべての部品は北欧の中で作られています。
我々の製品については、時代遅れになってしまうといった心配は無用です。
常に製品改善のための開発の手を止めてはいませんが、一旦製品化されたものは長年に渡って使うことができるように設計しています。もし必要となれば、ジョン・ラーセンが1980年代からつくってきた全てのスピーカーをアップグレードすることだって可能です。
すべての製品は小さな設置場所でも置けるように設計されています。壁面とほとんど一体化して設置することで、小さな箱でも十分な低音の量と能率を稼ぐことができる ー スティグは1960年代の時点ですでに気づいていました。そして、長年の研究によって、みなさんに未来の音を提供できることを誇りに思います。
我々の製品は極限まで機能性を追求して作られていますから、小難しいことを考える必要はありません。
ただ、音楽を。
次にどの曲をかけるか、そのことだけ考えればよいのです。